防災設備を管理するために知っておくこと
今回は防災設備を設置している施設を管理している人が知っておかなければいけないことについて解説していきます。どれも重要なポイントになりますので、ぜひチェックしてくださいね。
- 点検期間と回数
点検は年に2回あります。半年に1回外観点検と機能点検を実施し、1年に1回総合点検を実施します。点検は正確に行わなければ法律によって罰せられるので、しっかり回数と内容を覚えておきましょう。
- 点検報告期間
点検報告期間は点検によって異なります。
特定防火対象物の場合には年に1回、非特定防火対象物の場合には3年に1回となっています。
特定防火対象物は、ホテルや飲食店、遊技場、病院等不特定多数の人が出入りできる建物で、非特定防火対象物は、学校、共同住宅、作業場、事務所など特定の人のみが出入りできる建物になります。
- 罰則の内容
建物の管理者は、点検を行なった後消防機関へ点検結果を報告する義務があります。点検を行わなかったり、虚偽の結果を報告したりすると、30万円以下の罰金または拘留の罰が課せられます。
施設の管理者は上記の内容をしっかりと把握しておきましょう。