スプリンクラー設備が作動する仕組み~火災発生から警報が発するまで~

こんにちは!
愛知県一宮市にある「有限会社 ケーワイコーポレーション」です。
HPをご覧くださり、ありがとうございます。


スプリンクラー設備は、火災を初期、小規模のうちに消火する散水式の自動消火設備です。
大規模な建物には、原則としてスプリンクラー設備を設置する義務が生じます。


人の目に触れるのは、天井のスプリンクラーヘッドだけですが
見えないところでは大掛かりな構成となっています。
消火水槽から水をくみ上げ、各階へ送水する仕組みは
屋内消火栓設備とほとんど同じ仕組みとなっています。


使用されるヘッド(水の放出口)によって、閉鎖型と開放型があります。

一般的には、熱によってヘッドが解放して散水する
「閉鎖型」が多く設置されています。


「開放型」は感熱部を持たないヘッドとなっており
劇場の舞台部など火のまわりが早い部屋などに用いられるものです。


いずれのタイプにおいても
火災が発生してから、警報が発するまでは
次のような流れとなります。


1,スプリンクラーヘッドのヒュージブルリンクが熱を感知して溶ける
2,レバーが外れ、散水する
3,自動警報弁の二次側の配管の減圧によってデスクが押し上げられる
4,圧力スイッチから信号が発信され、警報ベルが鳴る
5,消火ポンプが作動し、送水される


熱を感知して自動的にヘッドが解放されるものが一般的ですが
なかには「手動型」もあります。スプリンクラー設備に関するご相談は
どうぞお気軽に弊社までご相談ください。



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