屋内消火栓設備について

今回は、屋内消火栓設備について解説していきます。屋内消火栓設備がどのような設備なのか、一緒にチェックしていきましょう。

 

  • 屋内消火栓設備とは?

屋内消火栓設備は、放水量及び有効射程が大きいという特徴があります。消火器では消火できないレベルの火を消すことを目的として屋内に設置されており、建物内部の火災を人が操作することで消火する設備です。

屋内消火栓設備は、水源、消火ポンプ、起動装置、屋内消火栓、配管・弁類及び非常電源等から構成されています。

 

  • 屋内消火栓作動の流れ

屋内消火栓作動の流れは以下の通りです。

1、火災発生

2、消火栓起動ボタンを押す

3、消火栓ポンプが起動

4、ノズルとホースを抱えるように引き出し、ノズルを火元に向ける

5、開閉バルブを開栓する

6、放火・消火

 

愛知県一宮市にある有限会社ケーワイコーポレーションは、消防設備関連のお仕事であれば幅広く引き受けています。火災はいつ起きるかわかりません。そのためいつでも万全の体制で消火設備を設置しておかなければいけないのです。

愛知県の消防設備点検はぜひ私たちにお任せ下さい!

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消防設備の点検とは?

消防設備の点検は、消防設備を設置するのと同じように消防法第17条に基づいて義務付けられています。

消防法第17条では、建物などの防火対象物の所有者や管理者そして占有者は、消防設備の設置とともに、定期的に点検し、点検結果をその地域にある消防署の所長へ報告する義務があるものと定めています。

消防設備の点検は、いつどのタイミングで火災が発生したとしてもすぐにその設備を使用して消火活動にあたることができるような日頃の維持管理が重要です。

消防設備の点検は、

・消防機器点検は、6か月に1回以上の頻度
・全体の総合点検は、1年に1回以上の頻度

という風に点検を行う期間についてもきっちり定めて義務付けられています。

消防機器点検では、消防用設備が適正な場所に配置されているか、損傷はないかを中心に、外観から消防設備ということが誰にでも理解できるかということも点検事項としてあります。これらの確認を6か月に1回以上の頻度で行わなくてはなりません。

また、1年に1回以上となる全体の点検は、消防用設備の全部もしくは一部を動かし、使用することができるかどうかを確認する作業がメインとなります。

このように定期的に消防設備の点検は、どんな建物でもきちんと行い報告されることが求められています。

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屋内と屋外の消火栓設備とは?

消火栓設備は、誰でもいつも目にしているものだと思いますが、屋内と屋外に設置される消火栓設備とはどういうものかをご存じでしょうか?

まず、屋内にある消火栓設備は、基本的には私たち人が操作することではじめて火災を消火することのできる設備です。

この屋内消火栓設備は、水源・加圧送水装置、起動装置、屋内消火栓、配管、非常電源などから構成されており、設置する施設によって最適な設備を設置することとなっています。

屋外にある消火栓設備は、屋内にある消火栓設備と同じく、私たち人が操作することで火災を消火することができます。

屋外消火栓設備は、水源・加圧送水装置、起動装置、配管、屋外消火栓、ホース格納箱、非常時電源などから構成されており、こちらもホース格納箱以外は屋内にある消火栓設備とほとんど変わりはありません。

このほかにも、地上式・地下式など建物が地上にあるのか、それとも地下にあるのかによっても違いがあり、ホースの口も1個の単口型のものと、2個の双口型のものがあるという特徴があります。

消火栓設備は、火災などが起こらない平常時にどこに設置されているのかを事前に確認しておくことがとても大切です。

 

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消防設備とは?

消防設備とは、消防法第1条「国民の生命、財産を火災から保護する。」ことを目的として定められています。正しい消防設備を設置するということは、安心して私たちが生活していくうえでとても重要なものとなっています。

消防設備は、消防法令上以下の3つに区別されています。

・消防の用に供する設備
・消防用水
・消防活動上必要な設備

とし、この中の「消防の用に供する設備」という設備の中には、

・消火設備
・警報設備
・避難設備

の3つがあり、これらの設備のことを「消防用設備等」という風にさらに細かく分けて呼ばれています。

法律で設置することを定めている消防設備は、ただ設置すればよいというものではなく、その十分な機能をいざというときにいつでも発揮させるために、日常的な点検整備が重要なものとし、点検整備によっていつでも使うことができる状態に維持管理していくことが大切です。

最近では、建築資材や建築技術の向上に伴い、消防用設備も高機能になり、なおかつ複雑化しているため、それらを取り扱う設計・施工技術者や点検技術者の技術も高いレベルが求められるようになっています。

そのため、専門知識と技術の習得している技術者が常に求められています。

 

 

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ケーワイコーポレーションの業務にまつわる豆知識 3

ケーワイコーポレーションは、一宮市を拠点に火災報知器や消火栓、スプリンクラーなどの消防設備点検、消防設備工事も行っております。

ケーワイコーポレーションは点検のみではなく、防災設備工事も対応可能です。

火災といういつ起こるかわからない事態に備える事はお客様にとって、避けることのできない必要事項ですので、いかに負担を最小限に抑えることができるかが、消防設備点検業者がお客様に対してできるサービスのひとつであると思います。

そんなケーワイコーポレーションから業務にまつわる豆知識を披露します。

歌舞伎町ビル火災事件

平成13年9月1日新宿歌舞伎町の雑居ビルで火災が起こり、44名もの死者をだしました。

犠牲者のほとんどは重度の火傷のあともなく、一酸化炭素中毒で死亡していました。

雑居ビルということで、非難経路はビルの入り口一箇所のみで、階段には店の荷物で防火扉も閉まらない状態でした。

さらに3階には脱出用の非難器具も備え付けられておらず、4回に上がる階段にはロッカーや椅子が山積みで、3階から4回に階段で行くことができない状態でした。

この事件を機に消防法が大幅に改正されました。

 

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